多くの女性が活躍している仕事として介護職があるが、現場での仕事は心身の負担や消耗が激しい大変なものだと言えるだろう。
それだけに高い志を持って職に就いても、「無理だ」「限界だ」と感じて離職してしまうケースは少なくない。イメージと実際の内容が異なるのは世の中の常であるが、一日の大半を占める仕事が辛いだけでは、続けるのは不可能と言えるだろう。
しかし、介護職に従事している人がすべて辞めているわけではなく、中には長年介護業界で活躍しているベテランも存在しており、続けるためにはちょっとしたコツがあることが分かる。そのひとつが目標や喜びを見つけることで、人によってそれぞれ違ってくるものの、介護でのやりがいを知ることができれば、過酷な仕事でも楽しさや面白さが生まれるのである。
生活のために仕方なく仕事をしているよりも、自分なりのやりがいを持って働いたほうが楽しくなるのは当然で、長続きするにはそういった状況を作り出す必要があるのだ。これは簡単なようで難しく、まずは自分自身の目標や目的を明確にし、そこから小さな突破すべきハードルを作るのが好ましい。そうして、ひとつずつ達成していくことで、仕事に面白さを感じていくのだ。
その際、最初から大きな目標を定めてしまわないように注意する必要がある。もしも目標を乗り越えられないと、自分を追い込んでしまう危険性があるからだ。それゆえ、少しの頑張りで突破できるハードルを用意して、少しずつクリアすると自信に繋がるだろう。自分なりのやりがいを見つけられれば、厳しい仕事でも長続きさせることは可能だ。